帝国主義の成立と経済構造
19世紀後半、重化学工業の発達により企業規模が拡大し、資本の集中が進んだ。銀行と工業が結びついた新しい資本形態が登場し、少数企業が市場を左右する構造が強まる。こうした経済的背景のもと、列強は資源供給地や輸出市場を求めてアフリカ・アジア・太平洋・カリブ海地域へ進出した。
19世紀後半以降、諸列強が植民地や勢力圏の獲得を競った動きを何というか。(1)
銀行資本と産業資本が融合して成立した資本形態は(2)である。
少数の巨大企業が市場を支配する傾向を示す語として最も適切なのはどれか。(3)
巨大企業の形態として挙げられるものをすべて選べ。(4)
ある国では第2次産業革命の進展により重化学工業が発達し、企業の統合が進んだ。その結果、資源供給地と輸出市場の確保を国家が積極的に支援する政策へと転換した。このような経済的変化と対外進出の関係を最もよく示す語はどれか。(5)
列強のうち、英・仏・独・米が属するグループの性格として最も適切なのはどれか。(6)
20世紀初頭のヨーロッパ情勢
20世紀初頭のヨーロッパでは、先進資本主義国と後発資本主義国の対立が強まった。一方で、20世紀初めから第一次世界大戦までの十数年間は戦争が起こらず、好景気が続いた時期でもある。ただし、列強間の紛争はヨーロッパ周辺部で発生していた。
20世紀初頭、帝国主義国相互の対立は、どのような構図であったか。(7)
ドイツが植民地の再分割を要求したことにより、特に対立が深まった相手国はどれか。(8)
20世紀初めから第一次世界大戦までの十数年間、戦争は起こらず好景気が持続した。この時期の特徴として最も適切なのはどれか。(9)
列強間の紛争が主に発生した地域として挙げられているものをすべて選べ。(10)
ある後発資本主義国が、既存の植民地秩序の再編を求めて要求を強めた結果、先進国との対立が激化した。この動きが最終的に結びついた大戦は(11)である。
次の各文について◯か✗か答えなさい。
20世紀初頭のヨーロッパでは、列強間の対立は存在しなかった。(12)
ドイツは植民地の再分割を要求した。(13)
列強間の紛争はヨーロッパ周辺部でも発生した。(14)
イギリスの帝国主義政策と国内政治
圧倒的な経済力と海軍力を背景に、ある国は世界各地で自由貿易を推進しつつ、広大な植民地帝国を維持した。非白人系植民地と白人入植者の多い地域とで統治形態を分け、国内では政党政治と社会政策の整備が進められた。
非白人系植民地に対してとられた統治形態は(15)である。
白人入植者が多い地域に認められた統治形態は(16)である。
保守党の首相としてスエズ運河会社の株を買収し、露土戦争に干渉した人物はどれか。(17)
南アフリカ戦争を指導した植民地相は誰か。(18)
1905年に成立した自由党内閣は、1906年に成立した政党の協力を得て社会政策を進めた。この1906年成立の政党は(19)である。
1911年に制定され、下院の上院に対する優越を確定した法律は(20)である。
1914年に成立したが、第一次世界大戦の勃発を理由に実施が延期された法律は(21)である。
ある植民地では非白人系住民が多数を占め、本国政府が行政を直接掌握した。一方、白人入植者が多い地域では自治が認められた。このような統治の使い分けを最も適切に説明している組合せはどれか。(22)