動機付けとは
行動を始めさせ、目標に向かって維持したり、
コントロールしたりする過程・機能
報酬のために頑張ることは良い事?
道具的条件づけによると、
人は行動に報酬を与えられると、
その行動の頻度が増えるという
→増えてほしい生徒の行動に報酬を与え続ければいいのではないか?
その課題内容自体が好きであることも大事
内発的動機づけ・外発的動機づけ
(1)動機づけ:満足感、優越感、能力向上などの内的要因により導かれる動機づけ
(2)動機づけ:金銭的な報酬などの外的要因によって導かれる動機づけ
内発的動機づけの強い人は、たとえ課題に失敗したとしても根気強く取り組み,課題を創造的に解決できる
好きだと思えたり、これができるようになりたければ、
時間を見つけて取り組めるし、多少失敗しても継続できる
🚨内発的動機づけが高い人に対して、外的報酬を与えすぎない
外的報酬が課題をすることの理由となってしまい、
「自分が好きだからやっている」内発的動機づけが低下する →(3)
内発的動機づけを阻害しない報酬の与え方
情報的側面:相手の行動が正しい、称賛されるべきものだというメッセージ
例)相手をほめるなどの言語的な報酬がこのメッセージを伝えやすい
制御的側面:自分が相手の行動を制御したいがためにこの報酬を与えているというメッセージ
例)金銭など物質的報酬がこのメッセージを伝えやすい
どのくらいの難易度が適切?
基本的に人は、頑張ればできそう、という(4)難しさの課題に取り組むときに動機づけが高まる
→(5):何かを達成しようとする動機づけの強さ
達成行動を行おうとする傾向=期待×価値
(6):何かの課題を達成できそうかという見込み
(7):成功することの自分にとっての価値
重要なことは、この期待と価値は、トレードオフの関係にあること
期待が高いと価値が小さく、期待が低いと価値が大きい
適度に難しい課題で、最も動機づけが高まる
なぜ適度に難しい課題でやる気が出るのか
適度に難しい課題に取り組むと、自分には何ができて何ができないかが明らかになるから
失敗を恐れる子どもは、自分に何ができないのかが明らかになるのを恐れるため適度に難しい課題を避けやすい
→(8)が適切か注意して確認することが必要
やる気のある人の考え方は?
動機づけと人の認知や人格
認知のスタイルとして、教育の現場でよくみられる現象に「(9)」がある
行動によって結果を制御できない無力感を学習すること
内的統制や外的統制といった、自分の行動が結果とどの程度結びつくのかの認知につながる
(10)統制:何かの結果が自分の行動や自分の特性に随伴するという考え
(11)統制:結果は運や偶然、他の人の力によるという考え
自己効力感
前向きに行動に取り組む行動が起こる背景には、
結果期待と、自己効力感の両方が関わっている
(12):行動を実際に取れるかどうかの信念
(13):行動で結果を変えられるという認知
失敗したあとにやる気を出すには?
(14)
成功や失敗をどのような原因に帰属するか
→その後の動機づけに影響
内的ー外的、安定的ー変動的の4つ
特に悪い成績を自分の能力に帰属すると、
動機づけが低下し学習をしなくなり、また成績が下がる悪循環に陥る
失敗を自分の能力のせいだと考えてしまうと、
「自分はどうせできないから頑張ってもしかたない」となりやすい
(15)
失敗したときに能力の低さを露呈・認識することを避けるために、わざと努力を放棄する