地理 第12回 気候と生活文化(2)-2
土壌の肥沃度は、気温や降水量などの気候条件に大きく左右される。一般に、植物が育ち、微生物の活動が活発になると、落ち葉などの有機物が分解されて土壌が形成される。
図の「土壌の肥沃度」と「気温・降水量」の関係では、気温が低すぎても高すぎても、また降水量が少なすぎても多すぎても、土壌の肥沃度が低くなることが示されている。適度な気温と降水量のもとで、土壌の肥沃度は高くなる。
手書きのメモには、植物や微生物の分解活動、気温・降水量と土壌の肥沃度との関係についての補足がある。
熱帯では、鉄分の多い、やせた赤色土壌である(1)が見られる。ラトソルの赤色は、鉄やアルミニウムの酸化物に由来する。
熱帯では、養分となる有機物の分解が速く、さらに降雨によって養分が流されやすいため、土地がやせやすい。
そのため、やせた土壌では、(2)による土壌改良が行われてきた。焼畑農業では、植物を焼いた灰を肥料として利用する。
また、タロイモやキャッサバなどの(3)類が栽培される。日射量と降水量の両方に恵まれた(4)では、(5)が主食となっている地域もある。
さらに、(6)によって、大規模に単一の商品作物を栽培する地域もある。
暑さに耐えるための衣服としては、麻・絹・綿などを素材とした、ゆったりとしたものが着用される。これは、放熱性や吸湿性を高めるためである。
土壌は、その形成に影響する要因によって分類される。
(7)は、気候による影響よりも、母岩などの局地的な条件の影響を強く受けた土壌である。一方、(8)は、主に気候条件などの影響を受けて形成される土壌である。ラトソルもその一種。
サバナ気候地域に関連する土壌として、次のものが挙げられる。
乾燥帯は、世界の陸地の約4分の1を占める。
乾燥帯では降水量が少なく、気温の(14)が大きい。これは、雲が少なく、太陽放射によって地表が強く暖められる一方、夜間には地表の熱が逃げやすいためである。
砂漠の形成には、主に次のような要因がある。
大陸の西岸で寒流が流れる地域には、(15)が形成されることがある。
寒流の影響で海面付近の空気が冷やされ、上昇気流が生じにくくなるため、降水が少なくなる。
代表例は次のとおりである。
大陸内部では、海から遠く、水蒸気を含んだ空気が届きにくいため、降水量が少なくなり、(18)が形成される。
(19)の影響を受ける大陸内部などでは、下降気流が生じ、乾燥した気候となる。
砂漠は、形成される原因によって分類できる。画像には、次の4種類の砂漠の模式図が掲載されている。
回帰線付近では、亜熱帯高圧帯に覆われることで下降気流が生じる。下降する空気は圧縮されて温度が上がり、雲ができにくくなる。その結果、雨が降りにくくなり、砂漠が形成される。
湿った風が山を越えるとき、風上側では上昇気流が生じて雨が降る。一方、風下側では水分を失った空気が下降するため、乾燥する。
このように、山脈の風下側に形成される砂漠を(25)という。
風下側では、空気が下降して暖められる(26)に関連した乾燥が生じることもある。
代表例は、アルゼンチンの(27)である。
画像右上には、乾燥帯の分布地域を示す世界地図が掲載されている。地図には、アフリカ・アジア・オーストラリア・南北アメリカなどの乾燥地域や砂漠の名称が記されている。
また、乾燥帯の気候を比較する雨温図・ハイサーグラフとして、次の都市が示されている。
都市
気候区分
カイロ
BW(砂漠気候)
リマ
ウランバートル
BS(ステップ気候)
BWは砂漠気候、BSはステップ気候を表す。
砂漠気候は降水量が非常に少ない気候であり、ステップ気候は砂漠気候より降水量が多く、草原が形成される気候である。
最後に、画像に記載されている内容を、暗記に使いやすい形で整理する。
用語
意味・特徴
(28)
熱帯に見られる、鉄やアルミニウムの酸化物によって赤色を呈する土壌
焼畑農業
植物を焼いた灰などを利用し、土地を耕作する農業
プランテーション
大規模に単一の商品作物を栽培する農園
間帯土壌
母岩などの局地的な条件の影響を強く受ける土壌
成帯土壌
気候などの影響を受けて形成される土壌
(29)
ブラジル高原の玄武岩に由来し、コーヒー栽培に適する土壌
(30)
インドのデカン高原の玄武岩に由来し、綿花栽培に適する黒色土壌
海岸砂漠
寒流の影響などによって、大陸西岸に形成される砂漠
雨陰砂漠
山脈の風下側に形成される砂漠
内陸砂漠
海から遠く、水蒸気が届きにくい大陸内部に形成される砂漠
回帰線砂漠
亜熱帯高圧帯の下降気流などによって形成される砂漠
BW
砂漠気候
BS
ステップ気候
※画像の小さな地図や模式図の一部は文字が不鮮明なため、判読できる本文・書き込み・図の内容を中心にまとめた。
※回答内容は作成者に提出され、作成者が閲覧できます
...他25問(続きはテストで確認!)