月例賃金の構造と支給基準
ある企業で、自身の給与明細を確認したところ、「基本給」「各種手当」「時間外手当」「通勤手当」などが区分されていた。就業規則には、所定労働時間に対する賃金と、それを超える労働に対する賃金とが分けて定められていると記載されている。図の体系を踏まえ、月例賃金の構造と支給基準の違いを整理せよ。
月例賃金は、(1)と所定外賃金を合算したものである。
所定労働時間に対して支払われ、ほぼ固定額とされる区分は(2)であり、
所定労働時間を超えて働いた場合、その都度発生し変動する性質をもつ。
ある月に所定労働時間どおり勤務した従業員が、追加で残業を20時間行った。このとき、残業部分に対して支給される賃金区分はどれか。(3)
次の各文について◯か✗か答えなさい。
所定内賃金は、労働基準法に則って就業規則で定められた所定労働時間を勤務した場合に支給される。(4)
所定外賃金は原則として毎月同額が支払われる固定的賃金である。(5)
通勤手当は所定外賃金の一例として図に位置付けられている。(6)
基本給・手当の内容と呼称の違い
企業ごとに「基本給」「基本賃金」「基準内賃金」などの用語が使われているが、その定義や範囲は必ずしも同一ではない。また、手当の中にも役職や家族、住宅など多様な種類がある。具体的な支給基準や呼称の違いを踏まえて判断せよ。
職種、勤続年数、年齢、学歴などを基に決定される賃金の基本的部分は(7)である。
労働に対して毎月変動することなく支払われる賃金を指す用語はどれか。(8)
基本給に含まれず、家族の有無などの条件によって支給される代表的な手当はどれか。(9)
次の各文について◯か✗か答えなさい。
基本賃金は賃金闘争において自組合の賃金水準を把握する重要な指標となる。(10)
基準内賃金の定義は、法律で全国一律に統一されている。(11)
職能給や資格給は、基本給の構成要素や関連項目として扱われることがある。(12)
割増賃金算定と算定基礎の範囲
労働基準法第(13)条第4項および施行規則第21条では、割増賃金の算定基礎から除外してもよい手当(法定除外手当)が定められている。また、UAゼンセンでは賃金引き上げの算定基礎として所定内賃金を基礎とし、一定の手当を含めると定めている。これらの範囲の違いを踏まえて答えよ。
労基法および施行規則(21条)において、割増賃金の算定基礎から除外してもよい手当は一般に(14)と呼ばれる。
法定除外手当に含まれるものとして適切なのはどれか。(15)
UAゼンセンが定める賃金引き上げの算定基礎は、時間外・休日手当、深夜割増、通勤手当を除いた(16)である。
その算定基礎に少なくとも含めるとされている手当の組合せはどれか。(17)
ある従業員の賃金のうち、発生するたびに支払われる変動的な手当は、UAゼンセンの算定基礎に含めないとされている。このような賃金の性質は何と説明されているか。(18)
次の各文について◯か✗か答えなさい。
1カ月を超える期間ごとに支払われる賃金は、法定除外手当として扱うことができる。(19)
所定外賃金は、UAゼンセンの賃金引き上げ算定基礎に必ず含めなければならない。(20)