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第3部

自然環境と古代文明

これまで学習してきたように、自然環境は人工的な手が加えられていない、地球上に本来ある山・川・海・動植物などの自然の要素がつくる環境のことです。自然環境は生物の生育基盤であり、生態系や景観、さらには人間の生活にまで影響を与えます。水、土壌、気候、生物、地形などが相互に作用し、多様な生態系(森林、サンゴ礁など)を形成しており、人類が文明を築く以前の生活はこのような自然環境の一部だったため、かなり(1)であったと考えられます。

今から約(2)年前に古代文明が誕生した場所は、自然環境(水、動植物、地形、気候)の好条件が重なっているところでした。古代文明とは何かを探究していきましょう。

古代中国の遺跡(紀元前5000~3000年)

この地図は、中国文明の成立と地理的条件を示しています。中国文明は(3)流域や(4)流域で発展しました。周辺にはタクラマカン砂漠やゴビ砂漠、モンゴル高原、チベット高原などの地形が広がっています。

また、黄河流域ではアワなどの雑穀、長江流域では(5)が栽培されるなど、自然環境の違いが農作物にも影響を与えていました。

一方、西アジア・北アフリカでは、(6)流域のエジプト文明や、ティグリス・ユーフラテス川流域のメソポタミア文明、さらに(7)文明が成立しました。これらはいずれも大河の流域に生まれた文明です。

時間×ものの見方

人類(猿人)がアフリカで誕生したのは約(8)年前、現生人類(ホモ・サピエンス)が誕生したのは約20万~30万年前と考えられています。そして、人類が文字を発明したのは約(9)年前です。

世界で広く使われている西暦は、キリストの生誕を「紀元(10)年(A.D.)」とし、それ以前を「紀元前(B.C.)」とします。また、イスラム暦では預言者ムハンマドがメッカからメディナへ移住した年を元年とし、ユダヤ教では神が天地を創造したとされる年を(11)としています。

世界の気候帯

気候とは、その地域で長い間続いている天気の特徴のことです。この気候のまとまりのことを(12)といい、気候が似ている地域を仲間分けしたものです。日本の多くの地域は「(13)」という気候帯に属しています。規模の大きさは「気候帯 > 気候 > (14)」の順になります。

気候帯

特徴

寒帯

北極と南極に近く寒さが厳しい。雪や氷に覆われ、樹木は

。

冷帯(亜寒帯)

冬は厳しい寒さだが、夏は気温が上がり、タイガとよばれる

が見られる。

温帯

四季の変化がはっきりし、降水量も

。

乾燥帯

雨がほとんど降らず、砂漠や草原が広がる。代表的な気候に

がある。

熱帯

赤道に近く一年中気温が高い。降水量が多い地域では

が見られる。

世界の気候は、気温と降水量から寒帯・冷帯・温帯・乾燥帯・(20)の5つに分けられます。

気候の違いは建物のつくりなどの文化にも影響を与えます。気候と文化の関係に注目して考えてみましょう。

自然環境と人間の関係

自然環境は地形・水・気候・動植物などの要素から成り立ち、人々の生活のあり方を(21)と考えられます。人々は自然環境に適応しながら農業や交通を発展させ、ムラやクニ、文明を築いてきました。

しかし、産業や科学技術が発達すると、森林破壊や大気・水質汚染、資源の大量消費などの(22)が生じるようになりました。さらに、化石燃料の使用による(23)や異常気象が、世界中の人々の暮らしに影響を与えています。

過去数千年の世界人口の推移(推計値)

グラフを見ると、人口は長い間ゆるやかに増加していましたが、(24)以降に急激な増加が見られます。近年では世界人口は約(25)億人(2022年)に達しています。

自然環境と人間社会の関係を図で見ると、下部構造である(26)が、上部構造である人間社会のあり方を規定していることがわかります。

高度経済成長期(1950~60年代)には、工場から流れ出た有害物質によって水源が汚染され、(27)が社会問題となりました。

近年では、従来の気候の特徴にはなかったような豪雨や干ばつなどの(28)が増えています。私たちは自然環境と人間社会のつながりを理解し、持続可能な社会の実現を目指す必要があります。

※回答内容が保存され、問題作成者が閲覧できます