英文穴埋め問題を作るときの考え方
空欄にする語句によって、同じ英文でも確認できる内容は変わります。授業で扱った文法や語彙に合わせて、空欄・正答・解説を一緒に整えましょう。
確認したい項目から空欄を決める
British Councilは、学んだ言語項目を限定した形で練習する活動をcontrolled practiceとして説明しています。時制や語形を確認するなら、その使い方が分かる文脈を残すことが大切です。[1]
掲載例では、Every Fridayという習慣の表現と主語Emmaからgoes、Yesterdayのある時点で進行中の動作からwas playing、Last Saturdayという過去の時からwentを考えます。語形を答えさせる箇所には動詞の原形を添え、どの語を変化させるのかも示しています。単に語を消すのではなく、何を理解していれば答えられるかを先に決めてください。
記入と選択を使い分ける
記入式では、必要な語や語形を自分で書けるかを確認できます。選択式では、候補の違いを見比べて選ばせられます。掲載例では、was playing・is playing・playsの3つから、文中の時点に合う形を選ばせます。一つの英文の中で、記入式と選択式を組み合わせられます。
British Councilの穴埋め活動には、in・on・atなどの前置詞を入れる例があり、他の品詞にも活動を変えられると示されています。授業の確認項目に合わせて、語彙や文法を問う箇所を選びましょう。[2]
配布前の正答・別解の確認
テストメーカーの自動採点は登録した正答を基準にします。同じ意味の自由な言い換えをAIが判断する仕組みではありません。colorとcolourのように許容したい答えが複数ある場合は、別解として設定できます。問題文だけで答えが一つに絞れるか、認めたい答えが登録されているかを、配布前に実際に回答して確認してください。
穴埋めの後に取り組む会話や作文
限定した語形を正しく選べることと、自分の考えを自由に英語で表現できることは、別々に確かめたい内容です。British Councilもcontrolled practiceとfree practiceを区別しています。穴埋めの結果を手がかりに、同じ表現を会話や作文で使う課題も検討できます。[1]
参考資料
[1] British Council, TeachingEnglish『Controlled practice』
[2] British Council, TeachingEnglish『Gap fill grab』




